愛猫と笑顔でサヨナラするために・・・
猫の目はとっても繊細です。
瞳孔が丸くなったり、細くなったり・・・
暗い所でもしっかりと見えています。
何故、猫の目はこのような構造になっているのか?
それは‘狩り’の為です。
猫は肉食動物なので本来は狩をして生活しますが、その名残がこの目なのです。
猫の目で最も特徴的で優れているのが‘光の調節機能’です。
夜行性である猫は、暗闇の中で狩をしなくてはなりません。
そのため、月明かりのようなわずかな光でも瞳孔を最大限に開き光を取り込めるようになっています。
このため、猫は暗闇でも人間の5倍の明るさで物が見えているのです。
さらにスゴイのが、‘視界の範囲’です。
猫が正面を向いたときの全体視野は280°です。
このため、正面を向いているにもかかわらず後方も確認できます。
ちなみに、人間が正面を向いているときの全体視野は210°です。
距離感をつかむのに必要な立体視も猫の目の方が、人間の目より優れています。
猫の立体視は130°なのに対し、人間の立体視は120°です。
猫の目ってスゴイですね。
しかし、スゴイところばかりではありません。
実は、猫の視力は人間の視力の10分の1程度しかないのです。
そのため、猫は2〜6メートル以内のものでないとハッキリと見分けがつきません。
それに、色の判別も苦手なようで、猫の世界はモノトーンのように映っているそうです。
これは、犬も同様です。
これらの事を頭に入れて猫と生活すると、今までの接し方と少し違ってくるのでは・・・?
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